算命学って
なに
とりあえず
かじってみる
算命学
もうちょっと
かじってみる
算命学

算命学
メール鑑定

算命学の
おべんきょう







★ ついでに日干支からわかる天中殺 ★

「とりあえず かじってみる 算命学」で、せっかく誕生日の干支(日干支)を調べたのですから、そこからわかる「天中殺(てんちゅうさつ)」についても、見てましょう。

下の表から、あなたの日干支(誕生日の干支)を探し出してください。

そして、そのまま下へずずーっと見ていくと、一番下の段に赤い字で「ふたつの十二支」が書いてあります。それが「天中殺」です。

51

41

31

21

11

1

52

42

32

22

12

2

53

43

33

23

13

3

54

44

34

24

14

4

55

45

35

25

15

5

56

46

36

26

16

6

57

47

37

27

17

7

58

48

38

28

18

8

59

49

39

29

19

9

60

50

40

30

20

10








つまり‥‥

日干支 1〜10番の人は、戌亥(いぬ・い)天中殺の人。
日干支11〜20番の人は、申酉(さる・とり)天中殺の人。
日干支21〜30番の人は、午未(うま・ひつじ)天中殺の人。
日干支31〜40番の人は、辰巳(たつ・み)天中殺の人。
日干支41〜50番の人は、寅卯(とら・う)天中殺の人。
日干支51〜60番の人は、子丑(ね・うし)天中殺の人。

‥‥ということです。
★ 天中殺って ★

ここでは後天運(年や月などの運勢)で回ってくる「天中殺」について、かじってみましょう。

後天運で回ってくる天中殺の期間は、「眠っている状態」に喩えられます。肉体は存在し時間は流れているけど、精神的なものが足りないという、不自然な運気です。

「天中殺で新しいことを始めてはいけない」というようなことを聞いたことがあるかもしれませんが、おおざっぱに言うとその通りです。夜眠っている時にウトウトしながら始めるようなものですから、満足のいく結果は得られません。天中殺期間が終わると、夢から醒めたように、なんであんなことしちゃったのかなぁ‥‥というようなことにもなります。

★ 天中殺の期間って ★

算命学では、時間(期間)は十二支で表わされますので、天中殺の期間も十二支で表わされています。

十二支は、日にち、月、年などに割り振られていますので、天中殺の日、天中殺の月、天中殺の年‥‥というふうに考えます。

例えば、「戌亥」天中殺の人は、戌と亥の期間が天中殺ということになります。
戌の日、亥の日。戌の月、亥の月。戌の年、亥の年です。

日の天中殺の場合、うっかりとか、ボーッとしててとかで起こすちょっとした失敗程度の作用ですが、日より月、月より年という順番に、天中殺の影響は大きくなります。期間が長ければ長いほど、ぐっすり眠ってしまう状態になってしまうからです。

※算命学では、10年ごとの運勢「大運(たいうん)」というのも見ますが、その10年間にも十二支が割り振られていますので、大運にも天中殺の期間は存在します。

★ 天中殺期間の過ごし方 ★

「新しいことを始めちゃいけない」と言っても、生きていれば日々新しいことだらけですよね。初めてのことを全て避けていたら、生活が成り立ちません。

そこのところは何を基準にして考えるべきかというと、次のふたつです。

  • 天中殺期間は「受け身」で過ごす。
  • 生活の「必需品」は新しい物でも手に入れてよい。

天中殺期間は眠っているような状態ですから、良いと思って実行しても、それが本当に良いかどうかアテになりません。ですから、基本的には「受け身」の態勢を保っていた方が無難ということです。人生における重要な選択になるかもしれない就職や転職、結婚などは、やめておいた方が無難ということです。

でももし、会社をクビになったら、新しい仕事を探さなくてはなりませんから、天中殺期間であっても可です。ただし、天中殺が終わって良い時期が来たらまた転職できるように、腰かけ的なところで我慢しておきましょう。

「眠っているような状態」でも、肉体は生きているのですから、生きていくために必要な物は、手に入れなくてはなりません。家電類など、ちょっと高価なものでも、どうしても必要な、日々消費するようなものに関しては、買うしかありません。何かあってもせいぜい、「あたり」「はずれ」程度のことです。もしそれを買ったことで何かとんでもないことが起こったとしても、それは天中殺以外のところに原因があります。

我慢しようと思えば我慢できるもの、贅沢かなって思うものは、天中殺が終わってからにしましょう。仕事の拡大を目的とした設備投資等は、熟考を要します。壊れたとか、古くて使えなくなったとかいう状態なら仕方ありませんが、今よりもっとお金を儲けるために買う物となると、危険度が上昇します。受け身で過ごすべき時に、欲をかいてはならないのです。

住まいに関することも同様です。賃貸で、どうしても出なければならない状況なら、引っ越しするしかありません。天中殺が終わって良い時期が来たら、引っ越ししなおせばよいです。しかし購入となると、普通はそこに一生住むつもりで買うわけですから、天中殺が終わって良い時期が来るまで待つべきです。

旅行に関しては、行ってはダメということにはなりません。気分のリフレッシュに必要なら構いません。ただ、眠っている状態に変わりはありませんので、旅先でうっかり仲間とはぐれたり、荷物をなくしたりというようなことがないよう気をつけてください。神経を使うような旅行、つまり普通に考えて危険度の高い旅行、治安の悪い都市や不衛生な土地は、やめておきましょう。

★ 天中殺の役目 ★

なんのために天中殺という期間があるのかというと、やっぱりこれも「眠る」ため。人間が夜眠るのは一日の疲れをとるためですが、天中殺で運勢が眠るのは運勢の疲れをとるためです。

算命学では、人間も自然界から役目を与えられて生かされているという考え方ですが、人間は無理をしたり、与えられた役目とは違う方向に行きやすいので、運勢の疲れをとりながら、方向を修正する期間として、天中殺があるのです。

天中殺で病気になったとしたら、それは、少し休みなさいということかもしれません。
仕事がダメになったら、あなたの役目は別のところにあるということかもしれません。
過去に、知らずに悪い時期で始めた事柄があれば、これ以上がんばっても見込みがないから、一旦終わらせなさいということになるかもしれません。

‥‥ってことは、無理せず役目通りに生きていれば、天中殺はどぉってことないということになりますね。

とりあえず、自然界は人間に、「時間は流れているけど、精神的なものが足りない」という期間を与えているのですから、その通りに、精神を無にして(執着をしない・欲望にとらわれない)過ごせば、自然界はあなたの運勢を応援してくれるんじゃないでしょうか。

TOPへ戻る