人は太古の昔から天候の変化や災害に翻弄されてきましたが、それをただ不運ということで片付けたり、あてもなく祈ったりするだけではありませんでした。気候や季節を予測するために、長い年月をかけて研究に研究を重ね、様々な法則を見出したのです。
 そして、自然がある一定の法則に則って変化しているのだとしたら、自然界の一部である人間にもその法則があてはまるであろうと考えました。それが気学の考え方の基となっています。
 ☆開運とは☆
 人はこの世に生を受けたときから、大自然の法則に則った天運を過ごしますが、その天運には、各人が生まれながらに持っている先天的な運と、生誕後の移動によって影響される後天的な運がありますので、先天運を把握した上で後天運を操作し、様々なことを事前に察知することが「開運」となります。
 一般的に占いというものは当てることを目的としていますが、「気学」は占いというカテゴリの中にありながらも、ただ単に物事の本質を知るのみにとどまらず、積極的に運勢を強化・転換できる「開運」の学問なのです。
 開運の先にある「幸福」のかたちは人によって違いますので、自分にとっての幸福がどのようなものなのかを知らなければなりませんが、この学問によって自分を知り、自分「らしく」生きれば、より早く自分に合った幸福に近づくことになります。
 よく「未来は自分で切り拓くもの」と言いますが、気学を用いれば、進むべき道を見つけ、問題を克服しながら進んで行くことができます。その第一歩はいたって簡単。 「祐気(ゆうき)とり」というのを行えばいいのです。(下記参照)
 ☆祐気(ゆうき)方位☆
 その人にとって、プラスの影響を及ぼす方位のことです。その方位に存在することによって、目に見えないプラスの「気」を全身で浴びることができます。
 祐気方位は毎年・毎月変わります。該当する方位にはそれぞれ意味があり、その効果の現れる時期も判断可能です。
 ☆尅気(こっき)方位☆
 その人にとって、悪い影響を及ぼす方位のことです。その方位に存在することによって、目に見えない悪い「気」を全身に浴びてしまいます。
 尅気方位は毎年・毎月変わります。該当する方位にはそれぞれ意味があり、その影響が現れる時期も判断可能です。
 ☆祐気とり☆
 祐気方位の気を浴びる、つまり「祐気をとる」ことによって、様々な問題の解決や、将来の目的達成のために有利な状況を作り出すことができます。
 まずは、自分らしく生きるために、長所を伸ばし欠点を補うことを目的に祐気をとりましょう。
 祐気をとるということは特別難しいことではなく、「該当する方角の範囲内」にある好きな場所に「滞在」すればいいだけです。場所は、映画館でも図書館でも遊園地でも競馬場でもOK。お一人で、気軽にできるものです。
 どのくらいの時間滞在するのかは、月々の方位によって異なってきます。1時間半程度のものから、泊りがけの旅行ができたり、引越しができる方位もあります。

※祐気とりのことをもう少し詳しく知りたいひとは、こちら

 祐気とりのための方位の情報は、当会の発行する「月刊誌天推」や「気学カレンダー」で知ることができます。

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